North South East West
俺たちが北部の連中のためにラップする時は南部の連中も
東海岸の連中も
西海岸の連中も盛り上がってくれよ
Yeah ベイビー！
給水所の水の流れのようにラップして、盛り上げる時には…
パッと姿を消す時はジャジャジャジャーン！ってな具合さ
俺は東海岸出身の野獣のような奴、yo 俺に詞を書かせたら天下一品だぜ
国中を大混乱に巻き込むようなラップでお前を驚かせてやる
眠れない時は羊の数を数えればいいって言うけど、
ニガーがストリートをジープで流す時にはブラック・シープの曲に合わせてカウントを取ればいいのさ
いいかい、俺のテクニックは神様からの授かり物なんだ
このテクニックでお前をハイな気分にさせてから、絶頂の気分までお前を引き上げてやるのさ
そこで俺はビシッとキメるんだ
さぁ、みんなでノッてくれ、どこへでも行ってラップしてやるよ
ニューヨークからロンドン、ＬＡから東京まで、あちらこちらに俺のラップを響かせてやるのさ
そうすれば、腰抜けのラッパー連中やプロモーターたちはたちまち破産になるな
俺の子供たちは、みんなが開けっ広げな性格なんだ、作法ってことを知らないのさ…
実際、ドゥレスだけがモノになりそうな奴なんだ
お前には俺のスタイルが判っちゃいない、自己紹介をするためなら、どこへだって行くぜ、
ＴＶが俺を取材するように仕向けることもできるんだ
俺が１オンスのマリワナに火を付けると、お袋と子供たちはわめき散らすのさ
俺たちがパーティの主役になる時は
もちろん盛り上げてみせるぜ
東海岸のみんな、大声で叫んでくれ、Yeah!
西海岸のみんな、大声で叫んでくれ、
いいぞさぁ、みんなで大声で叫んでくれ、ho
ブラック・シープにとっちゃ、誰が一番のラッパーかってことはどうでもいいのさ、
さぁみんなでノッてくれ
フリー・スタイルを披露して“Ｄ”の称号をもらいたいのさ、
クラックでヘロヘロになったあいつは瀬戸際に立たされているんだ、お前のツラにも一発見舞ってやろうか
ブラック・シープの猛攻はいつまでも衰えないぜ
形而上詩人みたいに州から州へと足を運ぶのさ
クリス・クロス、良く聞いてなよ、俺が近くに行ったら、ショウのスクリプトは俺自身の手で書くからな
俺のラップは地に足が付いていて、エディ・ヴァン・ヘイレンみたいにジャンプするのさ
そしてジミ・ヘンドリックスのギターみたいに爆音を発してやる
そして外科医が虫垂炎の手術をするように、言葉のひとつひとつを鋲で止めるのさ
俺が自己紹介した時から、その吸引力の凄まじさに身も凍る思いだろ
反動作用のように、俺はいつまでもお前の心を捉えて離さないからな
物事をもっと深く考えられるようになれよ
いいかい、俺が行く先々でラップするのはブラック・シープ流のスタイル
そこにはナンセンスなんてないのさ
イキがってるニガーどもには、１０セントをもらう資格さえないんだ、
もっと腰を低くして、俺を拝むような素振りを見せろよ
それが俺を慕う気持ちなら、俺を恋しく思ってる連中にその思いを分けてやりな
俺をケナした連中は、ひとり残らずクソッくらえ
コーラス
ミスター・ロングの登場だぜ、しっかりと目を見開いて見てみなよ
他のラッパーじゃ、ブラック・シープみたいに国中を揺さぶるようなショウはできないのさ
オークランドから日本、タイからクリーヴランドまで
お前らに“もう結構”と言われるぐらいの豊富なスタイルをあちこちにばら蒔いてやる
このスタイルを、国中で披露するのさ
俺たちの曲を聴いたなら、ハメを外してくれよ
マイクを置いて、リラックスして耳を傾けな、oh お前はまだほんのガキなのさ
俺たちの曲を聴いたら、崖っぷちに立たされてるような気になってくるぜ
いいかい、俺たちの最初のＬＰはデモ・テープみたいなもんだったのさ
俺たちがデモ・テープを作ってる時、他のラッパー連中はしみったれてたもんな
そんなヤワな連中を見て、俺は思わずメモを取りたくなったぜ
メモのことはともかく、今は俺の考えをお前たちに知ってもらいたいんだ
お前の寝床がどこにあろうと知ったこっちゃない
Ｙｏ お前がどこにいようと構わないのさ
北だろうと南だろうと東だろうと西だろうとブラック・シープは今でも強烈だからな