Verbal Clap

もっと騒げ!
俺達のフロウに合わせて手を叩いてくれよ
テンポよく!

ニューヨーク、最高のもんを聴かせてやっただろ
なんで俺達を嫌うんだよ
俺達がイースト・コースト・ラップのクリエイターだぜ
ハッキリ言わせてもらえりゃ
別に対抗して言ってるんじゃないぜ
でもよ、俺は未だに腰の低い男さ
いづれ俺がお前を粉々にしてやってもな
俺達のやってることを"歌"って言う奴らもいる
俺は、俺の言葉、って呼ぶのさ
仕上げるのにすっげぇ時間がかかるんだぜ
だから自由にいろいろ言わせてもらうぜ
俺達にはビートが足りねぇ、なんてことはないのさ
メシが足りねぇってわけじゃねぇよ
ただ材料選びは慎重だ、ってことさ
痩せるには食べ物のこと考えなきゃいいわけだろ
とにかく、俺の名前を気安く口に出すんじゃねぇ
必死にやってる振りなんかすんじゃねぇよ
それってよ、鼻の穴にくっついた鼻クソ並だぜ
ニガー、シッカリしたバックボーンもねぇくせに
どうやってこのラップ・ゲームでやってけると思ってんだよ
俺はメイス、ダヴ、いつだって考えちまうのさ
お前の許容範囲超えたもんを俺達が教えてやる
筋合いはねぇよな、って

新トライブの到来を覚悟しとくんだな、ビッチ
86年みてぇだろ
ネオ・ラップなんてクソ食らえさ
俺達が燃えるようなラップをテメェの耳にブチかましてやるさ
錆びた古いパイプみてぇに煙が出ちまうようにな
俺達が突っ走るのはマイク道
マラソンはショーン(註:P.ディディのこと。NYの子供達のためのチャリティー・マラソンで完走したことを言っている)に任しときゃいいのさ
相当寄付金を集めたんじゃねぇか?
俺は子供を育てていくのさ
拍手してくれよ、アンコールが聴きたいならな
スタミナつけろよ、ベイビー
ブレイク、深呼吸しな
SAT勉強しまくれ
シッカリな、ストリート・ニガー達は放り出されるのがオチさ
バカにされる前に、出来るとこ見せてやんな
知恵って弾をお前に送りこんでやるからよ
マイクはスキルの巧みさを裏付けるのさ、俺のデリヴァリーを
でもよ、1曲やっただけじゃ無理さ、まぁこの曲は確実に
俺のスキルを証明してるけどな
くだらねぇ奴らをタップリ料理して、弾ぶちこんでやる
武器を身につけるのは立派な俺の権利
武器ってのはマイク握った素手のことさ
ファンの心に火をつける武器さ
ウッドストックな白人連中を巻き添えに
黒人の男がテメェのアゴはずしてやるぜ

*レッツ・ゴー、ビートを弾ませる心のビート、ライムする理由
全て忘れて
ビートで勝負してこいよ、ライムで勝負してこいよ
全て忘れて
レッツ・ゴー、ビートを弾ませる心のビート、ライムする理由
全て忘れて
ビートで勝負してこいよ、ライムで勝負してこいよ
全て忘れてな

ヘヴィーウェイトL.Iブラザー
マイクを握る奴の宿命には賞味期限なんかねぉのさ
言葉が次々生まれてきやがる
俺が一番愛するニガー連中に俺は妬まれちまってる
俺を脅したって無駄さ
お前の街に俺が行ってもイキがっていられるってのかよ
銃だろうがメガネだろうが、キッチリ用意して待ってりゃいいだろ
どっちにしたって、お前がやけどすることになるぜ
カッコつけてばかりで、ろくなスキルもねぇくせに
もっと勉強した方がいいぜ
手拍子して欲しけりゃ、まともな言葉を吐いたらどうだ

わかったろ、ラップって名の銃の力を
帽子にチップでも入れてもらおうか
借家に超高層ビル、どこでも大騒ぎさ
蝶ネクタイに、金が高く積まれていくぜ
ストリートをクリーンにしてもらうために
住民税もキッチリ払うのも忘れねぇ
一番前、バックステージ、安い席
跳弾をよけてやるぜ、ヒョイとな
そんでゆっくり、弾をぶち込んでやるのさ
お前はビルボードのポップ・チャートを狙ってるみてぇだけどよ
そんな連中は、俺がポップ・ターツ(註:軽くトーストして食べるパイのようなもので、シリアルに続いて簡単な朝食として人気)みてぇにこんがりトーストしてやるぜ

*Repeat
奴がどんなことやってるのか聴いてみたいぜ

 

 

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