The Grind Date

我慢する心がこの地球上で受け継がれて行けば最高さ
俺がストリートを引っ張っていくぜ、ったくよ
俺の気持ちがわかるだろ?
人生ってのは最高さ
その人生の中で直面する問題が最悪なだけさ
キツイけどよ、しょうがねぇんだよな
みんな必死になって仕事して生きてかなきゃならねぇ
例えばよ、俺のオヤジには5人の子供がいたんだぜ
オヤジはバスを運転するのが大嫌いだったのさ
でも5人の子供達は愛してた
俺の言いたいことわかるだろ?

俺はライム・アーティスト
必死になってスキル磨こうとしてんのさ
朝早く起きて仕事するんだぜ、食ってくために
ショベル・カーで必死に土掘ってくのさ
俺が署名した(註:ジョン・ハンコックとは、独立宣言署名のマサチューセッツ州代表だった人。最初に署名し、最も目立つ字だったことから、署名のことをそう呼ぶようになった)契約に価値を植え付けてくみてぇにな
ストリートでブラブラしてた俺が、チャートの常連
トップに君臨し続けることが俺のミッションの一つさ
そのためにもキッチリやることやってかなきゃなんねぇわけ
ふざけたニガーな思い知らせてやるのさ
俺は仕事の鬼
それがストリートの連中に人気の秘密なんだぜ
全身全霊を込めてやってるからな
すぐに逃げ出そうとする連中ってのは最終的に痛い思いするのさ
ストリートでヤクを売る商売に手を出したためにさ、でも
俺は仕事を持った立派な家庭で育ったのさ
清い夢を胸に抱いてな
根気強さがこれからの地球を導いてく、って
意味がわかったわけだからな
でもよ、忘れちゃいけないぜ
貧しい連中こそが借金を払い続けていくのさ
俺はバカだったよ、トム・ボーイの連中に騙されたをだからよ
奴は俺のホームにやってきて
俺のスキルとアルバム旧譜を奪い取っていっちまったのさ
俺には何も残す気はねぇみたいにな
でもよ、そんなことは気にしちゃいないぜ
絶対に止めたりしねぇぞ
グラインド・デイト(註:周囲を踊らす=グラインドさせる、とブラインド・デート<註:相手の顔を知らないまま、セッティングされたデートのこと>、この2つをかけて)しなきゃならねぇんだ
X-ボックスなんかで遊んでるヒマねぇよ
立ち上がって、俺は自分の主張を強調するのさ

グラインド・デイトが来たぜ
グラインド・デイト
グラインド・デイト
周りの意見を聞きながら生きてくのはもうゴメンだぜ
俺の哲学ってのはよ
地道に牛からミルクをとって、肉を料理してくってやり方よ
ザ・グラインド・デイト
少しだろうが食って、のどを潤していけりゃそれで十分さ
だってよ、カムバックできない奴らだっているをだから
ママがよく言ってたぜ、5セント必要なら
遠慮して3セントねだるんじゃなく、10セントねだれってな
そうゆうことさ

ライム・アーティストにケンカ売るのは止めときな
そんな連中相手にやってるわけじゃねぇ
俺は最高の才能を持って生まれてきたんだ
ラップ・ゲームをリスペクトしな
初めて交わした契約こそ、俺のいい教訓だったぜ
ゲームをリスペクトすることがどれだけ大事か叩き込まれた
世界中のストリートに紹介され
世界中のストリートに溶け込んでいった
でもよ、地元の連中だけはくだらねぇこと言ってくんのさ
俺達が売れるたびに、やっかみが強くなる
でも俺達が歩みよって、上手くいくようになったのさ
1日1日を大切に仕事してってよ
それが気に食わなかったんだろうな
辛い日々だったぜ、ボロボロになっちまった
でも俺がこれまで作り上げてきたグラインドの出来は上々
真っ黒の堕落した明日をキレイな色で塗り直すのさ
ストリートでは犯罪ばかりだけどよ
相手がどんな奴だろうが
俺が新しい世界に導いてやるぜ
俺達がこんなに長くこの世界で生きていけるのは
なぜか見せてやるのさ
俺達がやるって言ってんだ
もう一度やってやるさ

("グラインド・デイト"を繰り返しながら)
俺は他の奴らと同じさ
普通のニガー、ただ俺の未来には普通の連中より
高い可能性が秘められてるってだけさ
わかるだろ
俺は紳士だ、なんて言ってるわけじゃねぇ
紳士的に振舞うってことを知ってるだけの話さ
ザ・グラインド・デイト
自分が必要とするものをゲットするためなら
仲間を差し置いてやらなきゃならねぇってなら、そうするさ
偶然なんかじゃねぇ
俺達がこの世界に存在し続けるのは運命なのさ
当然だろ、俺は自分を誇りに思うね
俺のチームを誇りに思う
勘違いしないでくれよ、なぁ、ベイビー、マジでさ
俺は仕事仲間とはセックスしない主義
そういうことさ
でもよ、セックス相手と一緒に仕事はするぜ
お互いにわかり合えたなら、一緒に盛り上げていこうぜ
俺がぶちかましてやるんだ
それこそ職人技ってもんよ

 

 

TOP PC/MOBILE

inserted by FC2 system