Children's Story

さあ、始まるよ
昔々あるところに、でも、そんなに昔のことじゃない
みんながパジャマを着て、のんびり暮らしてた頃
法律は厳しく、正義が罷り通り
誰もがまともだと思えることをしてた頃に
道を踏み外した少年がいた
他の少年にそそのかされ、こう言われたのさ
「俺とお前でタイで一稼ぎしないか
年寄りからひったくって、ダッシュで逃げるだけだから」
三人はそれを実行した、金が簡単に手に入った
もうやめられない、病みつきだ
彼は盗んだ、別の人から、そして別の人から、さらに女の子からも、おまけにその男友だちからも
ある男から奪おうとしたら、そいつはおとり捜査官だった
警官は彼の腕を掴むと、常軌を逸した行動をとった
警官はこう言った。「動くな、坊主、無駄な抵抗はやめろ」
少年の腹にパンチを入れ、平手打ちを喰らわせた
その少年が銃を持っていることなど知る由もなかった
少年は銃を取り出して言う、「殴ることないだろ」
銃身は警官の腎臓に狙いをつけていた
警官は負傷した、少年は一瞬考えた、「ここで引き金を引いたら、何年も喰らう羽目になる」

そこで、彼はいきなりダッシュして、街の中を逃げ回る
警官は無線で女性警官に応援を頼んだ
街路樹の横を逃げてる時、その女の警官が目に入った
頭に弾が飛んできたので、撃ち返したが、弾ははずれた
周囲をよおく見渡して、次の展開を予期して
地下鉄の駅に逃げ込むことにしたが、彼女が追いかけてくる、そこで彼は左折した
全速力で突っ走り、もう息も絶え絶え
爺さんを殴り倒し、殺してやると脅した
そして、廃墟と化したビルに向かった
階段を駆け昇る、最上階まで
ドアを開けた彼が見たのは果たして?
ヤク中のデイヴがヤクを打ってる姿だった
奴には水も石鹸もわからない
彼は言った「弾をくれ、早く、急げ!」
ヤク中はデっかいショットガンを持ってきた
彼はビルの外に出ていったが、あたりは警官だらけ
そこで、あたり構わずクルマに乗り込み、奪ったのはノヴァ
町中を疾走する、83マイルのスピードで
大学の近くで立木に激突
生きて抜け出せたが、クルマはおしゃか
ダ、ダ、ダ、ダ、ダッと発砲すると、一斉にに散らばる警官たち

弾が切れても、冷静だった
妊婦をとっつかまえ、オートマチックを取り出した
こめかみに銃を突きつけ、こう言った。「この銃には弾が何発も入ってるんだぞ!」
彼は警官隊に言った、「下がれ、さもないとこの女の命はないぞ」
心の奥どは、彼は自分が間違っていることがわかっていた
そこで、彼は女性を解放すると、走って逃げていった
サイレンが鳴り響き、彼は肝をつぶすところだった
程なくして、その少年は包囲された
彼が銃を捨てた、結局、彼は死ぬことになった
こうして、物語は幕切れを迎えた
彼はわずか17歳だった、狂人の夢の中に生きていた
警官隊は、少年を撃った、今でも彼の叫び声が聞こえる
愉快な話なんかじゃない、笑えないはずだ
道を踏み外した者によくある話さ

おやすみ

 

 

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