Protect Ya Neck

[1stヴァース / インスペクターデック]

オレがマイクを握ったなら、ジョーフレイザーみたいにキメてやるぜ
オレのラップで大騒ぎを引き起こしてやるのさ
パキスタンに生息するテロリストみたいに、オレ達はショウで観客をゾッとさせるんだ
オマエの近所に潜んでるスパイダーマンみたいにオマエの街をスウィングして回るのさ
だからオレの曲でオマエを刺激してる間は
何かヤバイことでも起こりそうだと覚悟しておいた方がいいぜ
オレはストリートのパトロール隊、人呼んでコード・レッドさ
危険も省みずにチャートの上位を狙うような曲を引っ提げて闇夜に乗り込んでゆく
オレのような無慈悲な破壊者は手が付けられないぜ
テヴィン・キャンベルみたいに"Goodbye"と言ってとっとと消え失せな
筋金入りのハーコー野郎、インスペクター・デックが謀叛を起こす準備が整ったぜ
オレが生み出すノイズはヘヴィ・メタルのサウンドよりも騒がしいのさ

[2ndヴァース / レイクォン・ザ・シェフ]

オレが観衆を盛り上げる様子を腰を落ち着けて黙って見てな
オマエらに喜んで欲しいだけさ
レイが上手いことやってくれるさ
オレをラップする暗殺者と呼んでくれ
オレのライムは荒削りで、シュワルツネッガーみたいに強靭なんだぜ
オマケに恐怖感もタップリあって、オマエの企みも吹き飛んじまうのさ
そしたらオマエのモノをひとつ残らず頂戴するからな
オレはとてつもないアイデアでこの場を揺さぶるためにやって来たんだ
それでもオレに挑むっていうのなら、他のやつと張り合いな
オレの手に掛かったなら、オマエを16発の銃弾でブチ抜いてやるぜ
オレは小さなるつぼを持って、戦いの場に挑むのさ

[3rdヴァース / メソッド・マン]

オレはメソッド・マン、略してメスさ
オマエの左側でウロウロしてやろうか、hah
そうやってるうちに、オレはオマエにラップでショックを与える瞬間を狙っているんだ
オレはここで一発キメたいんだよ、判ってんのかこのマヌケめ
オレに銃の引き金を引かせろ
オレとのゲームに小銭を賭けるなんてみっともない連中だぜ
オレは武器を手にとって、そういうニガー野郎を打ちのめしてやるんだ
一度手にした名声のように、オレのスタイルは半永久もんだぜ
ニガーどもは物事をまるで知らないかのようにあちこち歩き回ってるのさ
けど、オレなら一発ブチかましてみんなの羨望の眼差しをオレに向けさせてみせるぜ
1−6のために、ohhつまり、なぁ、よく聴いててくれよ
ハドソン川や"天使の粉(麻薬)"のようにオレは漂っていく
オレが埃を撒き散らしながら漂っていくと、ニガーどもは一目散に逃げるんだ
オレが登場すると、出来立てのソースみたいに熱いからな
オレが発するマリワナ煙草のような煙たい詞はオレを気持ち良くさせてくれたのさ

[4thヴァース / Uーゴッド]

Ooh オレの下半身をムズムズさせるラップにドンドン加速がついていく
Ow これがオレの犯罪者風のスタイル
オレの仲間に対して忠誠を誓うぜ

[5thヴァース / オール・ダーティ・バスタード]

Yeah yeah yeah こっちへ来いよ、ベイビー、ベイビー、さぁベイビー、
こっちへ来いよ、ベイビー、ベイビー、さぁ
Yo 自分の雁首を痛めつけられないように気をつけろ

まず最初に言いたいのは、
オマエが最も手出ししてはいけない相手にちょっかいを出してるってことさ
こうなったら看護婦が注射するみたいにオマエのどアタマに針を突き刺してやるぜ
色男気取りでいい気になってるニガーどもは、一人残らずこのオレが打ちのめしてやる
仲間を大勢引き連れてオレと勝負しな
ジ・オール・ダーティ・バスタードに刃向かうなんてオマエも困ったやつだな
オレはブルックリン動物園から逃げ出してきた猛獣のようなヤツなんだぜ
もしも誰かがオレが仕切るステージの中央に立ったとしたら
オレは不機嫌になっちまう
そんな奴がいたら、脅して凍りつかせてやるからな
何たってオレのショウは大入り満員なんだ、オマエには太刀打ちできないのさ
オレを挑発してオマエをヒドい目にあわせるように仕向けないでくれよ
ジ・オール・ダーティ・バスタードは汚くて臭う奴
夜這いの連中と一緒に他人がしないようなこともしでかしてやるのさ
ニガーどもは口髭を生やしてイキがって歩いてる
不満なんて何もないってツラしてな
オレのスタイルを盗もうものなら、オマエを痛い目に合わせてやるぜ

[6thヴァース / ゴーストフェイス・キラー]

オレの強靭なスタイルを大々的に宣伝してやるぜ、なぁブックマン
オレがこのライムを書き終わるまで、一体どのくらい時間がかかったと思ってるんだい
オレのペンが凶器のようにライウをどんどん噴出するのさ
そいつはここからオレゴン州まで鳴り響くのさ
もう一度始めるぜ
オマエがフラッシュバックで苦しむように狂わせてやる
オレは銃が大好きなんだ、仮にラップが銃なら、オマエはもうオレを攻撃しないだろうな
いろんな形の銃でいろんなサウンドを従えてラップするようなものさ
オレは大地を踏み鳴らして踊るのが大好きなんだ
オレと一緒にあちこち覗いて回ってる連中に、
海を渡って大勢の人々から尊敬されるようになれと言ってやったぜ
映画スターみたいに海外を飛び回れと言ってやったのさ
何しろコレはパブロ・エスコバーみたいな生活を送っているからな
オレがまともに仕事をする時はそれだけに打ち込んでいるのさ
オマエが刃向かってるのは、そんなプロ中のプロなんだぜ
ほら、また始まった

[7thヴァース / RZA]
Yo チン、オレ達にはいまさらブラックの意識に目覚めた奴なんて必要ないのさ
時間は10時丁度、オマエのマリワナ煙草はもうないぜ
オマエは敵意に満ちた表情で、使徒を引き連れたキリストみたに怒りに燃えてるのさ
何なら聖なる礼服を身にまとって
説教を唱えながら地球侵略を企てたっていいんだぜ
何でもアリのスタイルで、騒ぎを起こしたりしてさ、100回だってやってやる
人間は誰かに罪をなすりつけるもんさ
オマエのアゴをこのオレが打ち砕いてやる
アフリカ音楽風のドラムを叩くみたいに銃を立て続けにぶっ放してやるぜ
(アイツならそうするはずさ)
オレがオマエのことを気に留めたら、オレの砦にやって来い
けばけばしい建物は、ラップを楽しむ為の演出さ
ブラックの失業者が増えるみたいにオレの仲間も大人数になってゆく、yeah
オレの仲間になりたいって連中が増えるのさ
ジニアス、オレ達をここから助け出してくれ

[8thヴァース / GZA]

血も涙もないレコード会社にとっちゃ、ウーは強烈すぎるのさ
(ビッグ・)メイベル以来のヒット曲を知らないような連中が経営してるんだもんな
(ビッグ・ダディ・)ケインみたいなアーティストなら喜んで売り出すくせに
今じゃ、金は人目につかないところで
銃を持ってるような連中の手によって動かされてる
オレが発明したラップを誤って使用したときにはそれと同じ目に合うぜ
そこでオマエが築いた帝国は滅びてオマエは一文無しになっちまうのさ
だから箸にも棒にも引っ掛からないラッパーどもを排斥しようってのかい
そいつは20ワットの電球が光る程度にいいアイデアだぜ
それなら、オレの曲を一発ブチかましておきゃ良かったな
ケチなニガーどもは相手を軽くブン殴って、懐を暖かくするのさ
そうやってレコード会社はメジャーなレーベルへとのし上がってゆく
そのくせ、こういうラップの曲を売り出す時にはビビりまくるんだ
まずオレが知りたいのは、オレ達を売り出す時に
立ち上げをやってくれるA&Rマンは誰かってことさ
誰がエレキギターをプレイするんだい
アイツは"dope"の意味さえ知らないのさ
アイツはスーツとネクタイを探してる様子を見りゃ、
石鹸で汚れを洗い落とす時よりそのことがハッキリしてるぜ
そして、レコード・ビジネスの最も腐敗した部分が見えてくるんだ
女の子達を連れてきて、"泥んこプロレスでもしようぜ"だもんな

Yo 自分の雁首を痛めつけられないように気をつけろ

 

 

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